Category1戦略
利益向上を狙うなら、
独自で一番の[世界観]を創り上げる事!
Category1戦略とは何か?
顧客の「世界観」の中で一番に成る!
自社の事業・商品群を活かし、独自の世界観(カテゴリー)で創り、
その価値を提案し、市場・顧客の唯一の存在に成る。
独自の『世界観』で一番になる事
それがCategory1 です。
それが今、経営に取り入れるべき戦略なのです。

カテゴリーワン戦略の目的の第一は、無益な価格競争からの脱却です。
供給過剰市場の現在では製品(商品)のみでの競争は必ず価格競争と成り、収益を圧迫します。
商品の多少の機能・品質の違いは「差別化」の要素には成らず、結果的に価格競争になってしまいます。
しかも残念な事に、その状況を改善しようとして、また製品(商品)改良を進めてしまいますが、
他社との「差別化」に繋がるほどの改善になる事は、殆どありません。
これがいわゆる「レッドオーシャン」・・・血の海の状態です。
少し考えて下さい。
顧客(顧客)は、何にお金を払うのでしょうか?
それは製品(商品)を通じて得られる「価値」への対価として支払われるのです。
先の価格競争は「価値」の差が無い・「価値」を認められないから、価格で判断する訳です。
ここで、次の様な質問が出るでしょう!
「だったら、良いモノなら高くても売れるのではないか!」・・・その通りですね。。。
では、いいモノとは何でしょうか?
機能ですか?品質ですか?見た目?デザイン?パッケージ??
結局、これまでの商品改良の域を出ないのでは?良いモノの定義が違うのです。
これが製品(商品)・・・モノの競争です。
顧客はモノから得られる「価値」を買う。
価値は顧客の所でしか生まれない。
これが本来のビジネスの真理です。
顧客の所で生まれるモノを通じて得られる「価値」とは?
それは顧客の「状態」です。
顧客の「経験」と云ってもいいでしょう。
顧客がモノから創り出す「価値ある世界観」・・・カテゴリーワンなのです。
自社独自のノウハウや技術等を軸に、モノを超えた顧客にとって独自の「価値ある世界観」をつくり、
それを提案し、その世界観で一番に成る、それカテゴリーワンなのです。
競争から脱し、収益性を高め、顧客の支持を得る。
ブルーオーシャンを目指す戦略です。