• Teruki Hara

「生産性」と利益

最近「生産性」と云う言葉を良く聞く。今さらながらだが・・・ ただ、多くの経営者の方が生産性について勘違いされているので、ここで当方なりの説明をしたい・・・ まず下記に二つのネットニュースのリンクを貼らせて頂く。

http://blogos.com/article/187366/

http://www.huffingtonpost.jp/rochelle-kopp/labor-productivity_b_8865802.html

ひとつはイタリアが日本より一人当たりのGDPや生産性が上だ!と云うニュース・・・あの不景気だと思ってたイタリアが・・・です。 もう一つは、どこコンサルタントか知らないが日本のホワイトカラーの生産性が低い!と云う話。

まず二つ目の話から考えてみるが、トヨタの生産方式を例えてモノつくりは日本の生産性は高いが!ホワイトカラーはダメだ!だから日本の生産性は上がらない!とエラそうに書いている! ・・・・こいつはアホか!!

まずトヨタの生産方式の生産性の高さはその通りだ!しかしトヨタ生産方式は効率化の極限の中でコストダウンと製造スピードを上げる方式。。。製造業の方は学ぶべき点が多いが・・・ ただ、もう少し「全体」で見れば・・・自動車は裾野の広い産業。その頂点に居るのがトヨタとしたら・・・下へ行けば行くほど生産性は確実に低い! 生産性を単純に単位あたりでいくら作れるか??いくら稼げるか?で見ればトヨタの裾野の生産性が高いはずが無い!そうでしょう!とにかくコストダウンをすれば単位でいくら作っても稼ぎも同じだけ下げられる!そのコストダウンの果物を喰えるのは消費者とトヨタだけである。 トータルでは生産性は必ず圧縮される。 トヨタを誉めて生産性云々を云うのは「部分」しか見てないアホである。 こんな奴ほど「全体最適化」なんてエラそうに云うんだ! 正直、トヨタと云う会社(最近の日本の大手メーカー)は自社の生産性を上げながら国全体の生産性を低下させている!そう言ってもいい!

さてイタリアに転じる、何でイタリアが・・・だが・・・ 早い話、イタリアはモノやサービスを高く売っている!からだ!

生産性の話に戻そう、単位当たりの生産量が増えれば生産性が上がる!のでは無く、その稼ぎが増えないと実体としての生産性は上らない! 当たり前の話だ! ・・・そう云えばフェラーリは高い!

GDPもそうだが付加価値額の問題と、効率の話をごちゃ混ぜにしてるから話がおかしくなるのです。効率上げた分安く売れば、いくら頑張っても生産性は上がらない!当たり前の話である。

トヨタの話に戻す・・・さて、トヨタは世界一の生産性でどの様な車を作っているか??? 一番高いブランドの車は何か??? そうレクサスです。 ベンツと比べて、どちらが高いですか??クラスによって差はあるが。。。ベンツでしょう! イタリアなら、フェラーリやランボルギーニは別格として、アルファロメオ、マセラッティ・・・どうですか? 彼らはしっかり世界で稼いでるのです。

効率を上げる!生産性を上げる!と云う事と稼ぎを増やす!と云う事を全体で見れば、もう少し「生産性」や「効率化」についての理解が増すと思います。

最大の生産性の向上は・・・価値を高める・・・です。 順序を間違わないでほしい!

どう価値を高め!それを認知して頂き、高く売るか! ・・・マーケティングの問題なのです。



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